♪「ポランの広場」の日々
10才の頃通ってくれていたH君
20才になった今、またレッスンに来てくれることになりました。
久々の再会☘️
あんなにかわいかった坊やが
すっかり大人の男性になり、すごく立派になっているので、嬉しいやら懐かしいやら…
思い出話ばかりで、音を出せたのは少しの時間でしたが
これからのレッスンが楽しみです。
ありがとう☘️
始めたばかりの小さい子は、お家でたくさん練習をしてきてくれます。
宿題の曲は4小節〜8小節と短いので、すぐに覚えてしまいます。覚えてしまうほど何度も練習してくれて嬉しいです。暗譜で弾けるのはとても良いことなのですが…
「楽譜を見ながら弾こうね」と言っても、譜面台にある楽譜を見ないで、自分の手を見て弾いてしまいます。
そんな時「楽譜にはたくさんのこと(情報)が書かれているんだよ。音符を見ることはどうして大事かというとね…」とお話しします。
①音符を目で見て(楽譜→目)
②脳で読み取ってから心で感じて(頭→心臓)
③心から指先に音楽をつたえようね(心臓→指先)
始めのうちは楽譜を目で追いながら指を動かすのは難しいのですが、何度も練習するうちにだんだんできるようになってきます。目のマーク👁を楽譜に書いたりもします♪
パソコンのタイピングが上手い人が、画面を見たままパタパタと打ち込んでいく、ブラインドタッチの要領です。
譜面に目を慣らして、楽譜を読む力を伸ばしたい との思いです♪
みんなが弾きたい!と選んでくれた曲の楽譜を探し始めました。
同じ曲でも出版社によって、指づかいやスラーなど細かいニュアンスが変わります。
ポピュラー音楽はアレンジによって、難易度や曲の雰囲気が ガラリと変わります。
あの子は手が小さいからこの指づかいがいいな、あの子にはこのアレンジが合ってるかな、と
弾く子に合わせて楽譜を選びます。
連弾や2台ピアノの曲では、あの子は和音をしっかりつかむのが得意だから2ndを任せよう、1stと2ndのこの部分だけ入れ替えてそれぞれの個性を活かそう、
などなど、考えていると、きりがありません。
この作業がじつは一番大切です。そして時間はかかりますが、とっても楽しい作業です♪
これから楽譜を渡して、レッスンで実際に音を出してみて、やっぱりこうしてみよう、こんな風に変えてみようか、と一緒に作りあげていくのが楽しみです☘️