♪「ポランの広場」の日々
始めたばかりの小さい子は、お家でたくさん練習をしてきてくれます。
宿題の曲は4小節〜8小節と短いので、すぐに覚えてしまいます。覚えてしまうほど何度も練習してくれて嬉しいです。暗譜で弾けるのはとても良いことなのですが…
「楽譜を見ながら弾こうね」と言っても、譜面台にある楽譜を見ないで、自分の手を見て弾いてしまいます。
そんな時「楽譜にはたくさんのこと(情報)が書かれているんだよ。音符を見ることはどうして大事かというとね…」とお話しします。
①音符を目で見て(楽譜→目)
②脳で読み取ってから心で感じて(頭→心臓)
③心から指先に音楽をつたえようね(心臓→指先)
始めのうちは楽譜を目で追いながら指を動かすのは難しいのですが、何度も練習するうちにだんだんできるようになってきます。目のマーク👁を楽譜に書いたりもします♪
パソコンのタイピングが上手い人が、画面を見たままパタパタと打ち込んでいく、ブラインドタッチの要領です。
譜面に目を慣らして、楽譜を読む力を伸ばしたい との思いです♪
みんなが弾きたい!と選んでくれた曲の楽譜を探し始めました。
同じ曲でも出版社によって、指づかいやスラーなど細かいニュアンスが変わります。
ポピュラー音楽はアレンジによって、難易度や曲の雰囲気が ガラリと変わります。
あの子は手が小さいからこの指づかいがいいな、あの子にはこのアレンジが合ってるかな、と
弾く子に合わせて楽譜を選びます。
連弾や2台ピアノの曲では、あの子は和音をしっかりつかむのが得意だから2ndを任せよう、1stと2ndのこの部分だけ入れ替えてそれぞれの個性を活かそう、
などなど、考えていると、きりがありません。
この作業がじつは一番大切です。そして時間はかかりますが、とっても楽しい作業です♪
これから楽譜を渡して、レッスンで実際に音を出してみて、やっぱりこうしてみよう、こんな風に変えてみようか、と一緒に作りあげていくのが楽しみです☘️
3度目の緊急事態宣言ですが
教室は、予定通りレッスンを実施いたします。
引き続き、換気、消毒などの感染対策をしっかり行います。
マスク着用、手指の消毒、体調管理などのご協力、いつもありがとうございます🍀
新年度のレッスンスタート。
普段のテキストを使ったレッスンにプラスして、なにか1曲、時間をかけてじっくり練習する曲を決めています。この曲を8月の発表会で弾く子がほとんどです。
流行りの曲もいいけれど、やっぱり名曲と言われるクラシック、ピアノの小品を選んでくれると嬉しいです♪
弾き込んでいくうちに、色々な発見をしたり、今までしたことのなかった表現ができるようになります。選んだ曲が好きになって、知らないうちに上達していきます。
聴いてくださる方、ご家族やお友達に喜んでもらえるような選曲はもちろんです。
でもまずは、自分の気持ちを第一に!
難しそうだけどチャレンジしてみようとか、好きになりそうだなとか、弾いていて楽しくなるような曲に出会えますように。
そのお手伝いを精一杯させてもらいますね♪
長い春休みをいただきました。今日から今年度のレッスンスタートです♪
進学、進級、おめでとうございます。いつの間にか、お兄さんお姉さんになっている皆さん。いつまでも小さかった頃のイメージのままではなく、ちょっと大人っぽい雰囲気の曲にも挑戦しましょうね。
そして、春は別れと出会いの季節。
お別れは寂しいけれど、巣立っていく子は、ここで自信につながる なにかを得てくれたと信じて、安心して背中を押しました。なにかあったら…なにもなくても、いつでもポランの広場に遊びに来てね。またね!
ドキドキしながら初めてポランの広場に来てくれる子たちにも、音楽が与えてくれる力や喜び、楽しみを伝えることができたらいいなと思っています。ようこそポランの広場へ!
この春もどんなレッスンが待っているか、ワクワクします♪