♪「ポランの広場」の日々

2021-03-14 20:00:00

じっくりコトコト煮込まれた料理に、最後は仕上げの味付け。素材の味を活かして、調味料の味が前に出過ぎないよう、スパイスもほどよくピリッときかせます。

音楽では、作曲家の思いを想像して、作品に忠実に表現しつつも、演奏者の個性やアピールポイントをさりげなく盛り込むことで、表現の幅が広がり演奏に深みが出ます。

実はこれが一番の楽しみであり、色々試してみたい作業です。

一皿の料理を丁寧に楽しんで作り上げたら、自然に美味しいものができるのと同じように

音楽を丁寧に楽しんで演奏していたら、自然にいい演奏ができるはず!です。

2021-03-10 10:00:00

炒めたらグツグツ煮込みます。火加減に気をつけて、素材からいい味が出るのを待ってじっくり煮込みます。

音楽でいうと、定着するまでの寝かせ期間です。譜読みをして、さらいこんで、楽譜どおりには演奏できている状態から翌日、数日後、1週間後…時間が経つほど、曲が身体になじんで、演奏が安定してきます。

ここまできたらあとは味付け!

2021-03-03 14:00:00

煮込み料理は、はじめによーく炒めると美味しくなります。

音楽でいう「さらいこみ」です。譜読みが済んだ曲を、何度も練習して、まずは楽譜のとおりに演奏できるようにします。難しいパッセージはそこだけ取り出して100回、200回、できるようになるまで「さらい」ます。

はじめによーく「さらう」と、いい演奏になります。

2021-02-27 10:00:00

音楽は料理によく例えられます。

材料を刻んで、炒めて、ぐつぐつ煮込んで、調味料で味付け。スパイスを効かしたり、隠し味を入れたり。

材料を刻む作業は、音楽でいう譜読み。料理でいい素材を選ぶのと同じようにいい音を使って。大きさや形を揃えて切るのと同じように、丁寧につぶを揃えて。

1番はじめに、楽譜のとおりに、純粋で無垢な音出しをしておくと、あとで手を加えたときにいい味を引き出しやすいです。

炒め〜煮込み〜味付け編はまた今度。

2021-02-17 09:00:00

鬼滅の刃の曲を弾きたいという子がどんどん増えています。

小さい子にはちょっと難しいので、初級の楽譜をさらに簡単にして、「じっくり練習してみようね」と渡しました。

すると、翌週のレッスンではなんと全部サラッと弾いて来てくれたんです!それどころか、普段使っている教本の宿題も完璧‼︎ すごい!です。

お母様は「この曲が弾けるのが嬉しくて、今週は毎日練習してました。」とのこと。

やっぱり好きな曲や弾きたい曲に取り組むと、スイッチが入ってテンションが上がるんですね。大人も子供も同じです♪